ご挨拶

関理事長の写真

北海道泌尿器科記念病院

理事長 関 晴夫

理事長 関 晴夫より ご挨拶

当院は1987年、北海道大学泌尿器科の関連病院としては初の泌尿器科専門病院として開院致しました。 以来、最新の医療設備と熟練した専門スタッフにより、泌尿器科の全ての疾患に対応すべく診療を続けており、外来受診から検査、入院、治療、術後の定期検査までをスムーズに行える環境のもと、毎年1000件を越える手術を行っております。


この度、2015年8月に新病院が完成し移転致しました。患者様にとって、より快適で効率の良い環境をつくり上げ、初心に立ち返り、誠実で緻密な医療を提供し続けるように職員一同、奮闘努力していく所存です。


患者様にとって「安心して何でも気軽に相談出来る信頼される病院」であり続けたいと思います。


これからも、北海道大学泌尿器科との連携のもとに北海道の泌尿器科分野の中心を担うとともに急性期医療と地域医療に貢献していきたいと思います。

飴田院長の写真

北海道泌尿器科記念病院

院長 飴田 要

院長 飴田 要より ご挨拶

私たちの病院は昭和62年(1987年)に北海道大学泌尿器科の小柳知彦教授(現当院顧問)のご指導のもと、同門の松野正先生、谷口光太郎先生、南谷正水先生により開設された泌尿器科の専門病院です。


創設者である3名の先生方の開設当初からの理念は、患者さん本位の治療と看護。そして、高度な専門医療技術を提供すること。 総合病院に引けをとらない最新の検査機器、治療機器を備え、かつ、大病院ではなかなか難しい機動力と柔軟性を武器に、ここまで常に知識と技術を刷新し続けて、理想の泌尿器科医療を目指して参りました。


泌尿器科は特にプライバシーの求められる領域であり、最も受診しづらい病院診療科のひとつとも言われております。その一方で、病気や症状によっては失われうる生活の質(人としての尊厳)もかなりのものがあります。 そして、社会の高齢化とも相まって、泌尿器科の病気は年々増加している実状です。悩める方々が一人でも多く、また、少しでも受診しやすい環境となるよう、検査や治療をスムーズに行えるよう、職員一同、日々努力を重ねております。

こうした中、平成27年(2015年)8月をもって、私が大先輩である創設者の先生方からバトンを受け取り、新たな舵取りを任されることとなりました。病院の新築移転を機としたものです。 病院のハードは素晴らしいものとなり、ハイテク化が一気に加速した感がありますが、ここで職員一同、今一度初心に立ち返り、全ての根本たる人の心、人の和を決して疎かにすることのないよう肝に銘じておる次第です。


当院の医療スタッフの奏でる交響曲が、当院を訪れる方々にとって、さらに心地よい音色となるよう、指揮者の一人として精進してまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。ご意見やお気づきの点、ご質問など、ご遠慮なくお寄せ下さい。

理念・基本方針

高度な医療技術と専門スタッフにより、北海道における泌尿器科分野の中心を担うとともに患者さん本位の治療と看護による快適な病院づくりを目指しております。

病院概要

病院名 医療法人エム・ティー・エヌ北海道泌尿器科記念病院
理事長 関 晴夫
院長 飴田 要
病院所在地 〒007-0841北海道札幌市東区北41条東1丁目1-25
電話番号 011-711-1717
FAX番号 011-711-1724
診療科目 泌尿器科・腎臓内科・放射線科・麻酔科(医師:奥山 みどり)
病院内観

当院の職員数について

常勤医師 7名
非常勤医師 3名
看護師 49名
看護補助者 4名
薬剤師 2名
診療放射線技師 5名
臨床検査技師 2名
臨床工学技士 8名
管理栄養士 1名
事務職員 13名
合計 94名

当院では医師、看護師、看護補助者、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、管理栄養士、事務職員の94名体制で患者様の泌尿器疾患について治療を行っております。

各部署の連携をしっかり行い、今後も泌尿器科の治療に取り組んでまいります。

病院内観

沿革

北海道泌尿器科記念病院は、1987年6月15日に北海道大学泌尿器科の関連病院としては初めての泌尿器科単科病院として開業いたしました。


当院は、充実した設備を有しており、尿路結石治療、前立腺がんや腎・尿路系のがんを中心に、毎年1,000件以上の手術を行っております。

外来診療面では、尿失禁や間質性膀胱炎に対する専門外来や、尿路ストーマ外来を設置し、よりきめ細かい治療を行っております。

最近では、腹腔鏡手術の他に小切開手術の施設認定も取得し、従来、開腹で行ってきた手術のほとんどを内視鏡を用いておこなっています。

病院外観

手術・治療情報データベース事業への参加について

当院は一般社団法人 National Clinical Database(NCD)が実施するデータベース事業に参加しています。

この事業は、日本全国の手術・治療情報を登録し、集計・分析することで医療の質の向上に役立て、患者さんに最善の医療を提供することを目指すプロジェクトです。

この法人における事業を通じて、患者さんにより適切な医療を提供するための医師の適正配置が検討できるだけでなく、当院が患者さんに最善の医療を提供するための参考となる情報を得ることができます。

何卒趣旨を御理解の上、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

1.NCDに登録する情報の内容

2015年4月1日以降、当院で行われた手術と治療に関する情報、手術や治療の効果やリスクを検証するための情報(年齢や身長、体重など)を登録します。NCDに患者さんのお名前を登録することはなく、氏名とは関係のないIDを用いて登録します。

IDと患者さんを結びつける対応表は当院で厳重に管理し、NCDには提供しません。

2.登録する情報の管理・結果の公表

登録する情報は、それ自体で患者さん個人を容易に特定することはできないものですが、患者さんに関わる重要な情報ですので厳重に管理いたします。

当院及びNCDでは登録する情報の管理にあたって、情報の取り扱いや安全管理に関する法令や取り決め (「個人情報の保護に関する法律」「人を対象とした医学系研究に関する倫理指針」、「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」、「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」等)を遵守しています。


データの公表にあたっては、NCDが承認した情報のみが集計データとして公表されます。登録するデータがどなたのものであるか特定されることはありません。

3.登録の拒否や登録情報の確認

データを登録されたくない場合は、登録を拒否して頂くことができます。当院のスタッフにお伝えください。

また、登録されたご自身のデータの閲覧や削除を希望される場合も、当院のスタッフにお知らせください。なお、登録を拒否されたり、閲覧・修正を希望されたりすることで、日常の診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ございません。

4.NCD担当者の訪問による登録データ確認への協力

当院からNCDへ登録した情報が正しいかどうかを確認するため、NCDの担当者が患者さんのカルテや診療記録を閲覧することがあります。

当院がこの調査に協力する際は、NCDの担当者と守秘義務に関する取り決めを結び、患者さんとIDの対応表や氏名など患者さんを特定する情報を院外へ持ち出したり、口外したりすることは禁じます。

本事業への参加に関してご質問がある場合は、当院のスタッフにお伝えください。

また、より詳細な情報は下記に掲載されておりますので、そちらもご覧ください。

一般社団法人 National Clinical Database(NCD) http://www.ncd.or.jp/